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  • コフンねこ

泉質が日本最高級?と噂の新潟県の咲花温泉に行ってみた。

最終更新: 2019年7月1日

全国津々浦々、火山大国ニッポンには非常に多くの温泉がありますよね。



よっぽど風呂嫌いの人でない限りは一度くらいどこかの温泉に入ったことがあるはず。



僕も無類の温泉好きです。旅に温泉は欠かせないでしょ!っていう現代では古臭い派閥に属してます。



ここで本題に移りましょう。



【温泉というものは全国各地にあるけれども、じゃあその中では日本一は?】



湯量であれば草津温泉や別府温泉、観光客数であれば箱根が真っ先に挙げられるでしょう。



では、【お湯の心地良さ】=泉質が最高なのは?



完全に主観が入っちゃうのですが、僕的には



新潟県五泉市の咲花温泉



が日本に数ある中でもかなり特徴的でいい感じの泉質を持つ温泉なんじゃなかろうかと思ってるんですよ。



長い前置きはさておき早速紹介に入ります〜

訪問はちょっとだけ困難

ある日、僕は新潟県と福島県を東西方向に貫く磐越西線でブラリ旅をしてました。



ちょうど五泉市域に差し掛かったところで新潟出身の友人に教えてもらったのが『咲花温泉』。



"サキハナ"。



なんと優雅な響きだろうか。これは行くしかねえ!って感じでソッコーで決めちゃった。



咲花温泉の玄関口「咲花駅」には東北新幹線郡山駅から乗り換えを挟んで3時間半以上、上越新幹線新潟駅から45分と、決してアクセスはよくない(東京から最低でも4時間かかる。)



高速道路が近くに通っている一方で、例えば「咲花IC」みたいな出口はないので結局車もそんなに便利に使えるわけではなく。



山奥とかでとんでもなくアクセスしにくいってわけでもないけれど、限りなく訪問するのはしんどい場所だなって思います。



どうして美しい地名なの?

咲花温泉が温泉地として開発されたのは戦後になってから。



さっき例示したような草津や箱根と違って割と歴史が浅いんですよね。



"咲花"というなんとも華美な温泉地名もそのときに付けられたモノ。



咲花温泉の組合HP旅館・碧水荘さんのHPを見る限り元は『先鼻』だったらしい。


かつては佐取村先鼻(池)といった。戊辰戦争激戦地の一つであることで知られる。

先鼻とはおそらく「阿賀野川に突き出た鼻のような形の岬」が由来かと思われます。



なにかと水害の多い阿賀野川、残念ながら現在地図で咲花温泉のあたりを見てみても鼻のように突き出た地形は確認できない。



ただ、過去に存在した地形に由来する「先鼻」とまるで花が咲くように湧く温泉("湯の花")が相まって咲花という名前になったということは間違いないわけです。



咲花という語は平安時代の風流人が須らく知っていたとされる「難波津の歌」という和歌にも登場する。



難波津に  咲くやこの花  冬ごもり  今は春べと  咲くやこの花



地名の由来とは直接関係ないけれど、「咲花」は古くから日本人のDNAに刻まれていた表現だったのかもしれないね。



咲花駅周辺の線路沿いには桜の木が植えられていて、毎年4月には鉄道に乗りながらにして桜の木のアーチをくぐることができます。一生に一度でいいから桜の時期に行ってみたいなあ。



日帰り入浴が充実している

共同浴場施設はないけれど、咲花温泉では昭和感溢れるちょっぴりレトロな旅館複数で「日帰り入浴」が可能。



旅館の日帰り入浴ってハードル高いですよね。ちょっと高いし、いろいろ制限もある。なんとなく行きづらい。



でもそのくらいで高級旅館の高級な大浴場を利用できる。僕は毎日日帰り入浴したいなって思ってます()。



僕が利用したのは咲花温泉の中でも唯一線路を挟んで山側に所在する「一水荘」さん。



お料理付きの日帰り入浴プランとかもあるんですけど、それは4000円~でちょっと手が出せなかったので「入浴のみ」―¥600を選択。



混雑時にはお断りしているという「入浴のみ」のプラン。60分の時間制限があります。



別途料金を払えばタオルを購入することもできるので色々忘れても大丈夫。



サイコーの温泉がこんなに安くていいの!!??って感じです。



気になる”泉質”は?

咲花温泉最大の魅力が「泉質の良さ」なんですがこれ説明するのメッチャムズイ。



とにかく気持ちいいんですよ。肌を包み込んでくれるような感じでスベスベにしてくれる。マジで一辺行ってみてくれ。



とりあえずその特徴を箇条書きでお示ししますね。



  1. お湯に含有される金属イオンが空気に触れてお湯の色に変化を及ぼす

  2. 弱アルカリ性(P.H 7.5)で成分上硫黄泉と硫酸塩泉のどちらも満たす



まずは⑴について。咲花のお湯は基本的にエメラルドグリーン。で、空気に触れ温度が下がってくると乳白色に変化する。ナニコレ?


右側が緑、左が乳白色。同じお湯なのに。

しかも湧き出しているときは透明なんだって。まるで入浴剤使ってるみたいな色の変化があるんですけど、全然そんなことない。



入浴したらわかる、目の前で変化するんだもん。



続いて⑵。化学についてあまり詳しくないので何も言えないのですが、温泉に含有される物質の種類数がエゲツないからこんなことになってるってわけ。



濃いし、肌に浸み込みやすい。



成分について詳しく知りたい方は今回参考にしたコチラの解説をご覧いただけるとよいかと。



とりあえず言えるのは、「僕が今まで入ってきた中で一番気持ちよくて感動的だったのが咲花温泉のお湯だよ~」っていうことです。



ぜひ春の咲花へ

僕が行ったのは春休みの日曜日。



春休みっつったらディズニーとかは大混雑ですよ。しかも日曜日。



にもかかわらず温泉街には誰一人として歩いておらず、大浴場も独り占めしちゃったくらい日帰りの利用者も少なかった。



個人的日本一の温泉で、そして美しい名前を持っているのに、知っている人・訪れる人が少ない咲花温泉。



東京から4時間以上かかるアクセスの困難さか、それともアピール不足か?


五泉市内の張り紙。剥がれているところに五泉の現況がうかがえる。

知らないのはもったいない!と声を大にして言いたい。



咲花温泉からは一銭ももらってない僕ですが、マジで咲花は必死にアピールするだけの価値があるとホントに思ってます。



春の桜のアーチをくぐるローカル線列車に乗って、ぜひ咲花温泉へ。

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